安全?美味しさ?
ここ数日の寒さは・・・
入居されている皆様口々に、「今年は今迄で一番寒い」と。
確か去年もそんなことを聞いたような・・・
とはいえ、皆様の体感でも外の寒さは身に沁みるようで。
当施設では、ずっと熱いお茶を好まれる方には、
アツアツのお茶を提供しているのですが・・・
開所当初は施設から来たり、病院から来られる方も
多かったせいか、冷まさないと飲めないようでしたが、
最近では熱いものは熱いうちに飲まれ、家にいた時見たいと。
何気ない言葉ですが、施設では兎角、こぼされた時の事や
やけどを気にして、何十分も置いたお茶を提供したりしますよね。
でも、そんな冷めたお茶をこれまで飲まれてた方って
本当は少ないのではないでしょうか?
熱いものは熱く、冷たいものは冷たく・・・
こんな当たり前の事が安全を優先し、ないがしろにしていたなと反省。
その人らしくって良く言いますが、個人を設定しなくても
先ずは人間らしく・・・
職員は決して人間らしくさせていないつもりはないんですが、
安全が先立ち、人として当たり前の事を制御してしまっているような
勿論制御すべき事もありますが、本当に危険かどうかは
個別で見ていくべきと思います。
今水分でむせこみのある方も、温冷があるだけでむせもなかったり
もっともっと、一人一人を見ていかないといけないと反省です。
皆様の方が良く分かっていて、身体が順応してくれています。
美味しく感じて頂く為に、生きている実感を感じて頂く為に
その為に自分達はいるのかも知れません。
でも入居者様、皆様のお力も必要です。
今日から又共に精進していきましょ。