寿福の郷|サービス付き高齢者住宅・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム|大阪市生野区・大阪府富田林市・奈良県大和高田市・大阪市平野区・奈良県橿原市|訪問介護・訪問看護・訪問リハビリ・居宅介護支援事業所・通所介護・福祉用具貸与

あるがまま。

お昼ご飯の時に、ある入居者様が車椅子から今にも ずり落ちそうな位お尻が座面の前まで行って・・・ 「あっ 危ない!」と慌てて駆け寄るも??? おかしい、こんなに体が前へずれているのに??? 車椅子ごと前のめりになるでもなく、更にずれるでもなく・・・ 普通ならすぐにでも体を後方へ移動させ、即ヒヤリハットと なるのでしょうが、その体勢のまま会話しても普通に話してますし、 両ふくらはぎはしっかり踏ん張っている為、程よい固さに。 お腹を触ると腹筋使って留まっていました。 これって・・・腹筋や下肢の力あるのに、腕の力がないんだと やっとグズな介護者は気付き、ここで初めてお尻を後方へ移動。 足腰が弱くなったと思うと、どうしても下肢にばかり目が行きますが バランスなんですよね。 今迄立って頂く事に目を向けていましたが、同時に行うべきことが 5日目にしてやっと見えました。 凝り固まった経験で事象を見てはダメだと、今日も教わりました。 もっともっと シンプルに 色んなもの削ぎ落として あるがままを見る という単純で難解な事に尽きるのかも知れません。 これからも目の前の方の あるがまま を見ていきます。 ごめんなさい 体勢を中々直さなくて・・・ ありがとう 付き合ってくれて。感謝してます。