寿福の郷|サービス付き高齢者住宅・介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホーム|大阪市生野区・大阪府富田林市・奈良県大和高田市・大阪市平野区・奈良県橿原市|訪問介護・訪問看護・訪問リハビリ・居宅介護支援事業所・通所介護・福祉用具貸与

住民投票

本日は、大阪都構想の賛否を問う住民投票でしたね。 入居者様にどうするか伺い、行くと言われ同行が 必要な方と行ってきました。 行きすがら、何の住民投票か伝えながら・・・ 投票所の小学校に着くと、賛成に入れて下さい 是非反対で・・・等と訴える人が。 通常の選挙ではありえない状況に、「両方言われたね。 どっちにしたらいいんだろう。帰りに何か言われるかな?」と 不安そうな本人。どっち書いたかは言わない限り分からないから。 と伝え、そうやねと。 どう書けばいいの?等、担当の方に聞きながら記入され 自分で投票箱に入れて戻ってくると・・・ 何とも自慢げな表情で、帰ってからも他の入居者様に報告。 自分の足で投票所まで行って、自分の意志で書いて投票。 こんな当たり前の事が久しく出来ていなかったんだと 改めて思いました。本人の分からないからいかんとの 言葉を信じ、場の提供もしてこなかったのかも知れません。 自分の事は自分でする。この事が一番本人の生きる力に なっているんですよね。 どんなに年を取ろうが、当たり前の事を当たり前にしている と思ってもらえるような、介護が本物なんでしょうね。 嬉しそうに話すあの顔、絶対に忘れません。 ありがとう。